お見合い後、順調にプレ交際（友人交際）に
進んでいた40代男性Aさんと40代女性Cさん。
プレ交際も2ヶ月目に入り、男性Aさんに現在の
状況をお聞きしたところ、『女性Cさんは話し
やすく、似通った価値観を持っているので、
出来ればこのまま真剣交際に進みたい』との
こと。
ところが、男性Aさんのお気持ちを女性Cさんが
入会する結婚相談所のカウンセラーさんを通じてご本人にお伝えしたところ、『男性Cさんとは
お会いしても、お仕事の話しやたわいのない話しが多く、お人柄までは
まだよくわからない・・・』とのこと。
男性Aさんは女性Cさんとうまくコミュニケーションがとれていると感じていた
のに対し、女性Cさんはまったくコミュニケーションがとれていないと感じて
いたのです。結局、数週間後、このお二人はこの温度差をうめることが出来ず、
プレ交際終了となりました。
実は結婚相談所において、このようなケースは決して珍しくありません。
男性側は、女性とデートを重ね交際が進んでいて、コミュニケーションもうまく
とれていると感じているのに対し、女性側は、交際は進んでおらず、まったく
コミュニケーションもとれていないと感じている。
そしてある日突然、女性側から男性側へ一方的に交際終了の連絡がきてしまう。
では、女性が『男性とコミュニケーションがとれている』と感じる時とは？
ご兄弟の中にお姉さんや妹がおられる男性ならご存じだと思いますが、
女性同士の会話はジェットコースターのように話題がコロコロ変わります。
コスメの話しをしていたかと思えば、次の瞬間、美味しそうなスイーツが
目に入れば即座に話題はスイーツに変わり、また次の瞬間にはダイエットの
話題になっているのです。
話題がコロコロ変わることや、話す内容に意味などありません。
大事なことは、女性同士はその会話の中で共感しあっているということです。
要するに、女性が『コミュニケーションがとれている』と感じる時とは、
その人と共感しあえていると感じる時です。
例えば、女性から、
『私、ダイエットしたいんです！ どう思います？』
と聞かれたら、彼女がダイエットすることについて答えるのではなく、
『いいですね！ 僕もダイエットしようかな。一緒にします？（笑）
なんかいいダイエット方法知ってます？』
こんな感じで、お相手の女性に出来るだけ多く話しをさせることで、
女性は『この人とは話しが合うかも』と錯覚するようになり、更にその女性が
話す内容に共感していくことで、『もしかしたらこの人とは気が合うかも』と
感じるようになります。
職場や友人に女性がおられない方は、最初は上手くは出来ないかもしれませんが、
会話というコミュニケーションは慣れで上手くなっていきます。
コミュニケーション力を上達させたい、そんな方はお気軽にぜひ
ご相談くださいね。
毛利 華菜子
神戸 結婚相談所 ハート・トゥ・ハートは、仲人型サービスの結婚相談所です。
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